好きになってよ。

♡*゜渡辺春愛目線✰*。

教室に戻ると、凄くざわついている。
なんだろう?

しゅーにはやく、髪型見て欲しいのにな。


教室の前にいる男子たちが、
「キタキタ。女神。」

「やっぱ釣り合わねーよ。」

「ねぇ、すあちゃん、あんなブスより、俺と付き合おうぜ。あいつとじゃ、釣り合わないよ。」


「はぁ?」

許せなかった。

なんでそんなこと、他人に言われなきゃいけないの?

思ったことを大声でいった。
正直何言ったか、覚えてない。



「どーせ、あいつもお前の顔目当てだろ?」


ちがうって、言い返そうとした。

けど。

わかんないじゃん。

もしかしたら、しゅーもそうなのかもしれない。

私の中は見てくれてないのかもしれない。

かわいいって、思われたいけど、
私の性格だって見てほしいのが本音だ。

言い返せないのが辛くて、涙が出そうになった。

しゅーを見ると、
何か、喋ってた。

必死で何か、喋ってた。

よくみてみる。

ち が う


そう口が動いてるように見えた。

嬉しかった。

嘘だとしても、、

でも、信じさせて欲しい