琴は部屋から絵本を持ってきた
「お兄ちゃんと後で読む」
「いいよ」
「ごめんね、めちゃくちゃ海斗くんに甘えてる」
「仕方ないじゃん(笑)まだ1年生だよ?
ご飯ある?」
お茶碗を差し出した
夕食も終わりリビングのソファで2人は海斗にべったりだった
片付けも終わり、菜々美はお風呂に入ることに
した
1人のお風呂……ゆっくりできる
はぁ、1日終わった
賑やかな1日だったな……楽しかった
菜々美はお風呂を出て、ドライヤーをあて始めた
ガチャとドアが開いて海斗が入ってくる
「……わっ、びっくりした」
海斗はニコッと笑ってドライヤーを菜々美から取り上げる
「リラックスして〜」
海斗くんが髪を乾かしてくれてる
気持ちいい〜
大きな手と指
スイッチが止まる
「お疲れさん(笑)ゆっくり入れた?」
「うん、ありがとう(笑)」
海斗は優しくハグをした
「お風呂も入れてみて菜々美が大変てわかった
俺にはこんな事くらいしか出来ないけど、来た時には菜々美もゆっくりしろよな」
「うん……」
「お兄ちゃーん、サッカー始まるよ」
健くんの呼ぶ声がした
「あっ、やべ、サッカー、サッカー」
菜々美は飲み物をリビングに持っていった
「菜々美も座れよ」
海斗は隣に座っていた琴を膝の上にのせて、菜々美の手をとり、隣に座らせた
「お姉ちゃんていつも何かしてる」
「ほら、健にも言われてる(笑)」
そういえば、こうやってリビングでテレビを見る事もほとんどない



