「それはさっき聞いた、私が走って逃げたのは盗み聞きしてしまってごめんと思ったから」

「情けない、明日香に追いつけないし、転んで捻挫するし……
俺こそ嫌われたと思った」

「私はそんなことより女の先輩のとこに行って麻雀とか、朝帰りとか……
亮ちゃんが先輩の事を好きになったのかって心配で心配で」

「先輩の事は好きじゃない!好きなのは明日香だけ」

うわぁーんと明日香は泣き出し亮太を抱き寄せた

「亮ちゃん、亮ちゃん、大好きだよ〜」

「俺も……チュッ」

「んっ、久しぶりだ(笑)」

「俺、バイトから帰ってきたら明日香にキスしてるよ」

「寝てたらわかんないじゃん!」

「でも色っぽくうーんって言うからわかってんのかと思ってた」

「わからないよ(笑)もっといっぱいしたいよー、亮ちゃん寂しかったんだから」

「帰ったらちゃんと話すよ、それより肩を貸してくれませんか?未来の看護師さん」

「いつも、足を怪我する亮ちゃんは下半身を鍛えましょう」

「それはHでも鍛えられますかねー(笑)」

「うーんどうでしょう、でもヤリたいです」

「戻ろう、2人が心配する」

「うん!」

明日香の肩に手を回し、抱えてもらってロッジに帰った