1人で頑張らなくてもいいんだよ、俺にも頼ってよ



「明日香!待てって」

全く、高校の時から足が早い……

くっ……

「待てって……あっ、痛っ!」

山の斜面を走っていた亮太は足がもつれ転んでしまった


「ハアハア、ハアハア、くそっ!足が動かねぇ」

亮太はその場に座り込んだ

捻挫したかな…

痛えな…

アスレチックだけでも足がパンパンだったのに

バチが当たったのかな、ずっと色々言わなかったから……

バイト休まなきゃ……

立ってられないや……

亮太は代わりの人を探してもらわないといけないから急いでバイト先に電話して、3日ほど休みをもらった


痛てぇ……

亮太は膝を抱えて座り込んだ

明日香に嫌われた、振られる……

親はこういう事を予想して反対したのかな


しばらくすると走ってくる足音がした

「亮ちゃん!大丈夫?」

顔を上げると明日香が走って戻ってきた

「明日香……ごめん……黙ってて」

「追いかけてきてたのにいないから嫌われちゃったのかと思った」

「嫌わない、好きだよ明日香の事」

「ぐすっ……だって……朝帰りなんてするから亮ちゃんが浮気してると思ってて」

「浮気なんかしてないよ!そろそろ明日香に話さなきゃと思っていた」

そして、同棲を反対されてる事と、明日香に会ってくれない事を話した