「でもさ……いや、やっぱりいい」
「何だよ言えよ、俺は菜々美にいつも頼れっていってる
それは親友の亮太だって同じ気持ちだぜ」
「……」
亮太はゆっくり話し始めた
明日香との同棲を反対されていること
親が明日香に会ってくれないこと
同棲するから挨拶をしたいと明日香とお母さんに言われたけど反対されてる事を言えなかった
「そっか……亮太は自分で生活できる事を証明して同棲も、中川の事も認めて欲しかったんだな」
「まぁ……」
「でも今のままなら中川がキレそうで俺は別れを切り出さないか心配だけどな」
「うん、それは最近感じてる」
「菜々美が亮太の事を心配してたから中川から相談があったんだろうと思うんだよな」
「うん……そろそろ話さなきゃとは思ってる」
「隠すとさ、余計言えなくなるぞ」
「うん」
「よし、腹減った、戻ろう」
2人は立ち上がって後ろを向くと明日香が立っていた
涙ぐむと走っていってしまった
亮太は急いで追いかける
「びっくりした〜いつから聞いてた?」
菜々美に聞いた
「同棲を反対されてるって……」
1番ヤバいとこじゃん……
「後は2人の問題だ、ロッジに戻ろう」
「うん……ぐすっ」
海斗は菜々美の肩を抱いてロッジに帰った
「私みたいな家の事情があるならわからなくもないけど……
会ってもないのに反対されるのもつらい……」
「亮太の家にもそれなりに考えるところがあるんだろう」
「ぐすっ、そうだね」
「まだ10代だぜ、俺ら、色々あってもおかしくない」
海斗は菜々美を抱き寄せてロッジの椅子に座った



