シャワーでもするか

テレビを消してシャワーをして部屋に戻った


あっ、部活…連絡しておかないと


携帯を開けると菜々美からの着信が入っていた

そうだ、朝電話してって言ってたような……

先にキャプテンに連絡をして菜々美にかけた


「おはよう、熱はどう?」

「うん、微熱だったから部活休むことにした」

「薬飲んだ?」

「あっ、まだ」

「朝ごはんは?」

「パン食った」

「昼は用意してくれてる?」

「いや、カップラーメンでも食おうと思って」


「カップラーメンか……じゃあ、お弁当持っていくよ」

「本当に?」

「うん、昼までには行くから、寝ていてね」

「待ってる、じゃあ」


やった!菜々美の弁当だ

あっ薬もう一度飲まなきゃ



………う〜ん……携帯が鳴ってる

ブチッ

無意識に切ってしまった

また鳴り始めた

薄く目を開けると菜々美と表示が見えた


あっ、やべっ!

「も、もしもし」

「寝てた?玄関開けれる?」

「あっ、悪い」

俺は急いで玄関を開けた


「ごめん、あの後、薬飲んだら寝てたみたい」

「ん、いいよ、お邪魔します」

もう、昼前か……

「食べれそう?食欲は?」

「もちろん食べる(笑)」

部屋に入っててと言い海斗は麦茶を持って上がった

「昨日の薬よく効いて朝までずっと寝てた」

「寝ないと治らないからね」

「朝、菜々美の電話の後に飲んだらまたいつの間にか寝てたよ」