―2人きり!?―
ど、どうしよう!
さっき、プリントが配られて、先生と2人きりで面談をすることに!
真面目なことを話すべきか悩む。
落ち着いて、冷静に話そう。
自分に言い聞かせる。
―当日―
「おはようございます」
先生の挨拶はいつだって爽やかだ。
「おはようございます…」
何を話すんだろう。
心臓の音が先生まで届きそうだ。
「さなは普段何してるの?」
さ、さな!?
呼び捨て!?
しかも下の名前!?
なんだか、変な感じがした。
「わ、私は普段、うちわとか作ってます。」
「うちわ?どんなの?パソコンで調べよー」
先生は急にパソコンでを開いて調べ始めた。
「こんなの?」
画像を見せてくれる。
「はい…」
「すごい!器用なんだね。」
褒めてくれた。
そんなふうに言われることは今まで無かった。
「さなって佐々木翔太さんが好きなんだよね?」
急な話に驚いた。
「そうです。」
再びキーボードの音がする。
ま、まさか、
「この人?」
調べてたー!!
いちいち調べなくてもいいのに。
それでも、生徒と向き合おうとしてくれるのが、木村雄飛先生。
この日、なんだか、胸がドキドキした。
あの時と一緒。
海人くんと仲良く、楽しく話してた時と一緒。
これって恋?
ど、どうしよう!
さっき、プリントが配られて、先生と2人きりで面談をすることに!
真面目なことを話すべきか悩む。
落ち着いて、冷静に話そう。
自分に言い聞かせる。
―当日―
「おはようございます」
先生の挨拶はいつだって爽やかだ。
「おはようございます…」
何を話すんだろう。
心臓の音が先生まで届きそうだ。
「さなは普段何してるの?」
さ、さな!?
呼び捨て!?
しかも下の名前!?
なんだか、変な感じがした。
「わ、私は普段、うちわとか作ってます。」
「うちわ?どんなの?パソコンで調べよー」
先生は急にパソコンでを開いて調べ始めた。
「こんなの?」
画像を見せてくれる。
「はい…」
「すごい!器用なんだね。」
褒めてくれた。
そんなふうに言われることは今まで無かった。
「さなって佐々木翔太さんが好きなんだよね?」
急な話に驚いた。
「そうです。」
再びキーボードの音がする。
ま、まさか、
「この人?」
調べてたー!!
いちいち調べなくてもいいのに。
それでも、生徒と向き合おうとしてくれるのが、木村雄飛先生。
この日、なんだか、胸がドキドキした。
あの時と一緒。
海人くんと仲良く、楽しく話してた時と一緒。
これって恋?
