「ハイ…一輝のチョコ」 姫香がオレの部屋に来たのは バレンタインの日だった 「あー…ありがと 毎年恒例の義理チョコね」 姫香、少し痩せた? 少しじゃなくて、だいぶ? 「義理チョコでも一輝にとったら貴重でしょ! 学校では、もちろん貰えないだろうし あと、お母さんぐらいでしょ」 「うん…」 言えなかった 今年は本命貰ったって