このままだと脱がされる…!!

そう思った私は大きな声で絢ちゃんに助けを求めた。


「…ほくろ見るだけじゃん」

「いやっ…あの、その…」


両手は七瀬くんの片手によって拘束され、身動きがとれない。


「絢ちゃ────んッ!!!」


そう叫ぶと、突如図書室の扉が開き、

「くぉぉらっ!!七瀬ぇぇぇっ!!!」

絢ちゃんが般若のような顔で駆けつけてくれて、なんとか下着を見られずに済んだ。

一方、七瀬くんは絢ちゃんからゲンコツを食らったそうだ。


(つづく)