「青毛だ」
デュークの返答に、レーヴは「おお!」と歓声を上げた。
青毛も青鹿毛も黒い馬だ。青毛が真っ黒なのに対し、青鹿毛は目鼻の周辺やおなかが褐色になっている。
青毛は出現率が高くないので、希少価値が高い。軍事大国と言われるロスティであっても入手するのは難しく、近衛騎士でも限られた者にしか与えられないのだ。
(その希少な青毛の馬に、私は騎乗したことがあるわけだけど)
学生時代に作った伝説。彼女を栗毛の牝馬に至らしめた出来事の相棒は、【青毛の駑馬】と呼ばれていた馬だった。
「あーっ! 四つ葉のクローバー持ってる!」
突然の大声に、レーヴの肩が揺れる。
どうやら、四つ葉のクローバー探しをしていた子どもたちが、いつの間にか近くに移動してきていたらしい。
デュークが持っているクローバーが四つ葉だと気づいた子どもたちが、キラキラと目を輝かせて寄ってくる。
無邪気な子どもたちは、人外めいた美貌の男を前にしても臆することはないらしい。それが羨ましく思えて、レーヴは知らず唇の端をギュッと結んだ。
デュークの返答に、レーヴは「おお!」と歓声を上げた。
青毛も青鹿毛も黒い馬だ。青毛が真っ黒なのに対し、青鹿毛は目鼻の周辺やおなかが褐色になっている。
青毛は出現率が高くないので、希少価値が高い。軍事大国と言われるロスティであっても入手するのは難しく、近衛騎士でも限られた者にしか与えられないのだ。
(その希少な青毛の馬に、私は騎乗したことがあるわけだけど)
学生時代に作った伝説。彼女を栗毛の牝馬に至らしめた出来事の相棒は、【青毛の駑馬】と呼ばれていた馬だった。
「あーっ! 四つ葉のクローバー持ってる!」
突然の大声に、レーヴの肩が揺れる。
どうやら、四つ葉のクローバー探しをしていた子どもたちが、いつの間にか近くに移動してきていたらしい。
デュークが持っているクローバーが四つ葉だと気づいた子どもたちが、キラキラと目を輝かせて寄ってくる。
無邪気な子どもたちは、人外めいた美貌の男を前にしても臆することはないらしい。それが羨ましく思えて、レーヴは知らず唇の端をギュッと結んだ。



