「デュークが死んだら私も死ぬということがデメリットだというのですか? だってデュークも同じ条件なんですよね? 今までが不公平だったんです。それくらいのことで彼の消滅を回避できるのなら、私は喜んでやりましょう」
ロディオンをじっと見つめるレーヴの目は、真剣だった。
獣人から人になった身ながら、デュークのことが羨ましくなってくる。人族の娘にここまで愛される魔獣など、きっと彼くらいのものだ。
「呪いは時に、別の効果を生む。命をつなぐ呪いは、あなたの気持ちの証明にもなるのだ。つまり、この呪いを施すことで、デュークは獣人ではなく人の姿を得ることができる」
「……それ、反則なのでは?」
ポロリとレーヴの本音が漏れる。
だって、そうだろう。消滅の可能性がある獣人になる危険を侵さずとも、人になる術があるのなら、最初からそちらを使えばいい。
ロディオンをじっと見つめるレーヴの目は、真剣だった。
獣人から人になった身ながら、デュークのことが羨ましくなってくる。人族の娘にここまで愛される魔獣など、きっと彼くらいのものだ。
「呪いは時に、別の効果を生む。命をつなぐ呪いは、あなたの気持ちの証明にもなるのだ。つまり、この呪いを施すことで、デュークは獣人ではなく人の姿を得ることができる」
「……それ、反則なのでは?」
ポロリとレーヴの本音が漏れる。
だって、そうだろう。消滅の可能性がある獣人になる危険を侵さずとも、人になる術があるのなら、最初からそちらを使えばいい。



