「とはいえ、所詮は獣だからね。結局は見た目によるところも大きい」
デュークがレーヴのお尻に執着するように、どの魔獣にもそれぞれフェチというか好みがある。
マルコシアスが髪を好むように、フラウロスが足を好むように、モラクスが胸を好むように、ラウムが目を好むように。デュークが知る元獣人たちも、それぞれこだわりがある。
彼らの伴侶たちも、レーヴのお尻に負けないくらい、それぞれすばらしい特徴を持っていた。
「見た目? デュークは私のどこが好きだっていうの?」
心底不思議だと言わんばかりに、レーヴは首をかしげ、問いかけるようにデュークを見てきた。
どうも彼女は自分に自信がなさすぎる。
今まで彼女がされてきたことを思えば仕方がないと納得せざるを得ないが、デュークの気持ちまで疑われているようで、もどかしい。
(まだまだ足りないのかもしれないな)
デュークは、愛し方が足りないからだと結論づけた。
今までは彼女のペースに合わせてゆっくり関係を進めていくつもりだったが、少しばかり強引に迫っても良いのかもしれない。
自分がどれほど彼女を求めているのか、それを理解すれば多少自信がつくのでは──そう思ったデュークは、どうしようかと思案した。
デュークがレーヴのお尻に執着するように、どの魔獣にもそれぞれフェチというか好みがある。
マルコシアスが髪を好むように、フラウロスが足を好むように、モラクスが胸を好むように、ラウムが目を好むように。デュークが知る元獣人たちも、それぞれこだわりがある。
彼らの伴侶たちも、レーヴのお尻に負けないくらい、それぞれすばらしい特徴を持っていた。
「見た目? デュークは私のどこが好きだっていうの?」
心底不思議だと言わんばかりに、レーヴは首をかしげ、問いかけるようにデュークを見てきた。
どうも彼女は自分に自信がなさすぎる。
今まで彼女がされてきたことを思えば仕方がないと納得せざるを得ないが、デュークの気持ちまで疑われているようで、もどかしい。
(まだまだ足りないのかもしれないな)
デュークは、愛し方が足りないからだと結論づけた。
今までは彼女のペースに合わせてゆっくり関係を進めていくつもりだったが、少しばかり強引に迫っても良いのかもしれない。
自分がどれほど彼女を求めているのか、それを理解すれば多少自信がつくのでは──そう思ったデュークは、どうしようかと思案した。



