しかしその約束を最後まで守り切ることが出来なかった。

君との約束を果たせるほど僕は強くなかった。

だから君の前からいなくなった。

それが君を悲しませると知っていたけれど。

それが最善の手だったから。

後悔はもちろんある。

いや、むしろ後悔しかなかった。