君の愛が欲しい

「...そうか
ならいい」



少しの沈黙が流れる
この時間がいちばん嫌いだ



叔父さんの顔はいつもより険しい




「で、用事とは」



「最近、Blue Rose Ruinが復活したらしい
な」



ビクッ



思わず体がはねた
やっぱりこの話だったか



「そのようですが私もついさっき知りました
ですが復活させたのはBlue Rose Ruin関係者ではなく面白半分でやってるやつなのではないかと思っています」



自分が復活させた訳じゃないのだから緊張しなくてもいいとはわかっていても叔父さんの前ではどうしても緊張する