僕は、ここへ歌いに来たんだ。



生活するためじゃない。



そう、言い聞かせまずストリートライブをできそうな場所を探した。



なかなかの場所を見つけ、さっそくギターを出す。



自前の歌は、まだなかったのでカバーをして歌った。

自信に満ち溢れていたのに・・・。



歌えば歌うほど、背中が丸くなる。



誰も・・・立ち止まってはくれなかった。



全てに対して、知らなさすぎだった。