一通り挨拶をし終わったら、

私が寝泊まりするお部屋に連れていかれた。

「ごめんな、この家部屋の数少ないんだよなぁ。」

…どうやら、さとみさんと同じ部屋みたい。

男の人とか…ちょっと厳しいかな。

まぁでもお母さんが信頼した人の息子さんだし。

大丈夫かな。

「こっからここが俺のスペースでこっちが七瀬ちゃんのね!」

「あ、はい。」

部屋の数は少ないけど、広さは申し分無しだな。

「あの…飾り付けしてもいいですか?」

「あ、全然ええよ。」