義兄さんとの生活。

違う。

今回は義兄ちゃんがいる。

独りじゃない。

「そう…さとみくん。七瀬を任せてもいいかしら?」

やっぱりいっつも置いてく。

「別に俺はいいけど…」

そこで義兄ちゃんはこっちに目をむけてきた。

私は大丈夫だから見ないで欲しい。

私は強いんだから。