「んふふふ、敬語はやめな」

「あ、うん…」

やっぱ独特な笑い方だな。

「じゃあ、義兄ちゃんでもいい?」

「おけ、全然いい。」

今の自分にはこれが精一杯だ…!

「じゃあ私はもう少し片付け進めるね。」

「うん。」

こんな他愛もない会話でもめちゃくちゃ嬉しい…

夢なんじゃないかって疑うほど。