『そうなの!?もっと早く相談してくれれば良かったのに、、、私は雨音(あまね)の味方だからできることがあったらなんでも言って!』

七菜香が自分のことのように心を痛めてくれているのがわかって、気持ちが軽くなる。

七菜香の存在があるから、私はどんなに辛くても前を向いて歩くことができるのだ。

出会った時からずっと、彼女の優しさに助けられてばかりで…本当にいくら感謝しても仕切れない。

『ありがとう、七菜香。こうやって話せることが、何よりの心の支えだから大丈夫!』

『そんなこと言ってもらえるなんて私は幸せ者だなぁ…雨音、大好き!』

本当に同じ人間とは思えないほど優しくて可愛い七菜香。

そんな彼女に大好きと言われるたびに、私は言葉では表せないほど温かい気持ちになる。

本当に本当に、ありがとうなんかじゃ全然足りないほど、彼女に感謝していて…


──いつまでも一緒にいられると、そう信じていた。