もしも願いが叶うのならば、私は君の光になりたい


天沢は何かと唐突すぎると思う。

出会いは意味のわからない質問。

三日後には靴箱に手紙。

そして、お店で会おうとかいう誘い。

遂には…連絡先の催促。

…催促はちょっと違うか。これもお誘い?

私からしたら強制なんだけどね。

ていうか、天沢に連絡先交換を持ちかけられたら、誰も断れないと思う。



とにかく、彼はなにかと突然すぎて。


そして今回も。


『水瀬さんはまだ学校?』



連絡先を交換した初日に、定番の『よろしくお願いします』という挨拶を交わしただけだったメール。

それなのに今、意味のわからない質問を送ってきた。

これはどういうこと?


……。


『そうだけど』

考えてもわからないし、時間の無駄でしかないので事実だけを返す。

だから何?と打ちかけたものの、感じが悪すぎるので消した。


いけない…気づいたら口と性格の悪さが出ている…。

『旧校舎の倉庫の前とか…来れたりしますか』

「は…?」

驚いてスマホを落としそうになる。

学校で?会うの?

ここまでずっと完璧に誤魔化しときながら、急に?

滅茶苦茶危険なことを犯しちゃうわけ?


『どうしても会いたくて』