次の日。
22時が過ぎても返信が来なかった。
その次の日も返信は来なかった。
一週間頑張ってまった。
それでも来なかった。

塾長と何かあった。
私はそう思った。

2週間たってようやく返信が来た。
ワクワクしながら開いた
その内容は…

別れよう。

この一言だった

この返信に私は返せなかった。

先生と合わず何週間も経った
悲しくなったり寂しくなったりした
だけど、デートしたから。
それだからしょうがない。
私のせいで川中が怒られて…
川中だって辛いと思う。
そう信じてた

嬉しかったのはほんの数日
ほとんど悲しい日々だ

土日も特にすることもなく退屈で
何もする気にもなれずぼーっとしていた

土日は昼過ぎに起き朝昼ご飯一緒に食べ12時過ぎに寝る生活が続いた。一日中パジャマで過ごす時もあった。

川中がいないと楽しくない…
そう思う時間が増えた。

ピーンポーン
パジャマのままドアを開けると
「待たせてごめん」
川中がいた
「どうして来たの?」
「別れを告げに」
別れという言葉を聞いて悲しくなった
「別れ?」
「うん。」
「塾長と会った次の日塾に行って怒られた。全て事情を話しちゃった。るあごめん。そしたらもう塾の出入りはできなくなったしるあに会うな。連絡も取るな。て言われちゃった。だから別れようって言った。これだけは分かっててほしい。僕はずっとるあのことが好き。だけどもう会えないのは分かっている。僕を好きでいなくってもいいから忘れないでほしい。これが僕の今思っていること。本当は今もあったら駄目だけどそれでも伝えないといけないと思ってきました。さよなら、るあ。」
「川中。」
「私、絶対忘れないから川中のこと。さよなら」
手を大きく振ってホントに最後の背中を見送った