その一方で、瑠翔は。 「あー、なんであんなこと」 自分の部屋でベッドの上にあったクッションをバシンバシンと布団に叩いて、一人呟いていた。 「こんな言うつもりなかったのに」 俺は枕の上に顔を乗せて、左の方を見ていた。 うううと唸りながら、結愛の部屋をじっーと見つめる。 俺は後悔していた。 結愛に言わなくてもいいことを。 絶対、え?って顔になってるのも予測つく。 キスしようとした時、必死で避けようとする結愛。 それを思い出すだけで、ニヤケが止まらない。