俺様幼馴染は素直になれない!


「擦ると目傷つくから…結愛、俺たちどんなに離れていても一緒だろ。俺、お前以外考えられないから」

 瑠翔は少年のような笑顔で首を傾げて、私に言ってきた。

「…うぅぅ…」
 
 私はひたすら泣いた。

 今まで泣くことなんてなかった。小さい頃もあまり泣いた覚えなどなかった。

 だけど、その時は涙が抑えきれなかった。

「…結愛。愛してる、愛してるよ」

 瑠翔は私の髪を右手で触り、瑠翔の口で私の髪にキスして、私の耳元で囁いた。

 大事なものを失くさないように、そっとゆっくりと私に扱っていた。

 私も瑠翔に答えるように、瑠翔の背中に両手を回した。

「……うん、私も…好き…愛してる」

 私も涙を流しながら、答えた。

 お互い何時間か分からないほど、抱きしめ合った。

 私、瑠翔と付き合えてうれしいよ。

 瑠翔も同じこと考えてくれればいいなぁ。

 自分に自信はないけど、前より前が良く見えるようになった。

 これからもずっと一緒にいてね……

 どんなに離れていても……一緒にいようね。