「あ、今すっごく良い写真が撮れた!」
「アハハ~。武蔵も抱っこして撮ろう~~。
もう超たのしーぃ!利久さんと一緒だから何をしていても笑っちゃう!アハハ、こんな素敵な自然の中でのウェディングフォトなんて最高!」
「きっと君と居れるのならば…どんな場所でも俺は最高だと思うけど。
雪乃は楽しい事を創り出す天才だ。 一緒に居ると笑顔が苦手な俺も笑えてきちまう。」
利久さんの言葉、すっごく嬉しかった。 利久さんが嬉しい言葉ばかりを私にくれるから、私だって自然と笑みがこみ上げてくるんだよ。
私の笑顔を作っているのが誰かなんて知らないでしょう?
私を笑わせてくれて、幸せな気持ちにさせてくれるのはいつだって利久さんなの。 こんな風に自然にカメラの前で笑える日が来るなんて、一年前まで考えられなかった。



