僕は2年かけてようやく
年下の君と付き合うことに成功した。


照れ屋で素直じゃない君の口から
「大好き」 と聞けたのはその1年後。

5年たった今でも
君からキスをしてくれたことは1度もないな。


だが少し前、僕にライバルが現れたんだ。

僕の目にとてもそっくりな男の子。

君はその男の子に
毎日「大好き」 と言ってほっぺにキスをする。


僕と君の間で
とても気持ちよさそうな寝息を立てているこの男の子は


僕の永遠のライバルになりそうだ。