「ジャー(水流)」

それ今だ!!

間一髪のタイミングで私は「二番絞りの水」に向かっていったのである。
タイミングは完璧であったのだ。だけど私の喉にこの「二番絞りの水」は入ってこない・

そう「エロイン」が自分の手を洗う為に私の唇をさえぎっているのである。

私軽く「イラ」っと来てます。そこにあっても掴めない雲ではないのだ。「二番絞りの水」はそれを「エロイン」は判っていない・・手を洗うのならこの国の洗面所に行けばいいのだ「エロイン」は自分で蛇口をひねる事ができるだろうに・・

私は、仕方なく「エロイン」が手を洗うのが終わるまで待ち多少最適の量よりも幾分か
水量が少ない「二番絞りの水」で喉を潤したいのであるが・・すぐにそれは止まってしまってしまいやっぱり「エロイン」は「セバスチャン」同様私にとってろくでもない存在であることを心から痛感したのである。

I am GALY・・
私の名は、グレイ

「二番絞りの水」で喉を潤す際の注意点がある。それは、「セバスチャン」と一緒にトイレに入ってはいけない・・なぜなら「セバスチャン」は用を足すのではなく、頑張る事が多いので鼻が汚染されるからである、私はその注意を破った事があるのでそれが良くわかる由緒正しき誇り高き高貴な一族の末裔である。