私は、この誰にも見つからない「隠れ家」にものすごく安らぎを感じていたのだが・・
やはり、「グランマ」や「セバスチャン」は私がこの「グレイランド」の何処にも見当たら
ないと直ぐに心配して探し始めるのだ・・

グランマ「ぐれーい、グレイちゃん♪何処に行ったの?」
「あら、そんな所にいたの・・隠れたの」
「武雄をグレイちゃんが貴方から隠れてるわ」

セバスチャン「何?どれどれ」

とにかく私をそっとしておいて欲しいと切に願うのだが、「グレイランド」を統治する者として
そんな自由さえ許される事などないのであろう・・

I am GALY・・
私の名は、グレイ

その後、私の身体は「グランマ」によって「隠れ家」から出され「セバスチャン」へと
引き渡されたのは言うまでもない。