「(⑉•̆ ·̭ •⑉)絶対すっぴんのほうが可愛いのにぃ」

拗ねてる亜希も可愛い♥
一緒に居すぎて目が変になったのかな?

「わかった、メイクしてもいいけど、亜希がメイクする!」

え、聞き間違えじゃないよね、
亜希がうちにメイクするの!?
無理無理

「ヤダ」

だって、亜希のメイク技術知ってる?
めちゃくちゃ酷いの、
アイライン引いたと思ったらめっちゃ長いし、アイシャドウ入れたと思ったらパンダたいになってるし、、、
とにかく、亜希だけにメイクはやられたくない。

「じゃあ、メイクしないでね?」

そんな可愛い顔で言われたら断れないじゃん....

「わかった....」

「じゃあ、駅集合ね」
.*・゚ .゚・*..*・゚ .゚・*..*・゚ .゚・*.*・゚ .゚・*.*・゚.*・゚

駅に着いたのにやっぱり亜希は来ない。
待ち合わせにすると亜希は大体10分くらい遅れてくるんだよね、、
可愛いから許せちゃうけど
・・・10分後・・・
なんか、いつもに増して今日遅くない?
てか、さっきから視線をすごく感じてる....
なんでなの!?
そんなにうちの顔変?
早く来てよ~

「ごめん!遅れた~」

いつも遅れてるよね...

「いいよ、いつもの事じゃん」

そう言うと亜希は顔をぷくっと膨らませて

「そんなことないもん!」

って言い張る....
そんなことあるんだけどね....

「まぁ、いいや
どこ行くの?」

いつも遊んでるから場所は大体分かるけど

「ん~とね、今日は遠出しようと思うの」

え!?近場でなんでも済ませたい亜希が遠出したいの!?
亜希はうちの顔で察したらしく

「可愛い洋服買いに行きたいのっ!」

あー、そういうことね。
この近くに可愛い服屋さんなんてないもんね...