「ねぇ、ホントに大丈夫かな?」

ノーメイクでみんなに変な目で見られたくない
((普通はノーメイクなんだけど、

「大丈夫だって!
麗月変なとこで心配性だよね~」

そんな気楽に言わないでよ....

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教室のドアを開けると何人かもう来ていた。
その人たちがうちのこと見ると、うん、凄い驚いてる。
˹今日麗月可愛くない?˼
˹分かる。メイクしてないからかな?˼

みんな何言ってるのかな?
めっちゃ気になっちゃっうじゃん

そんな事を考えていたら担任が教室に入ってきた。

「ん?姫野、今日メイクしてないのか!?」

メイクしてないだけでそんな驚く?
そんなにうちのすっぴん酷いかな?

「今日生活指導の日なので。」

「お前も生活指導の日だけはしっかりするんだな!」
ちょっと酷くない?
別にいいけど、
誰だってあの怖い生活指導の主幹教諭にだけは怒られたくないじゃん。

「メイクしてない方がお前可愛いと思うぞ!」

いや、お世辞言われたって嬉しくないし。
こっちはメイクしたいんだよ


☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆☆.。.:*・°☆.。.:*・

やっと、1日終わった....
こっちは頑張って校則守ってるのになんでまだ怒るかな..

「麗月、かーえろっ!」

いつものとおり亜希が誘ってきた

「いいよ」

「あ、今日遊びに行こうよ!」

いつも遊んでるよね.....

「いいよ」

「メイクはしないでね?」

なんでよ、
折角学校終わってこの最悪な状況が終わったと思ったのに....

「絶っったいヤダ」

大人気なく反対した。
うちらしくないかも、、