高島君とは看護学生の時に付き合っていた元彼である。
出会いは友達の紹介と名の所謂合コンというやつだ。
そして、例の三日間の元カレだ。
振られた私からしたらあり得ない話。
私のコンプレックスに気付きながらも姉に恋心を抱き、振られた。
『四季のお姉さんに会った…。
めっちゃ怒られたんだけど。
付き合う前に言ってくれよな。
つーか、四季のお姉さんって美人なんだな。
あんな綺麗なお姉さんがいるなら最初から付き合わなかったのに。
じゃーな、元気で。』
突然過ぎて、たくさん泣いたよ。
その後、姉との関係等の話は聞いてないけど。
ちなみに野口君と高島君は友人関係だ。
(一生、会うつもりないけど)
今さら、元彼に会ったって何の意味があるのか。
もう…思い出したくなくて奥深くに仕舞い込んで忘れていたのに。
無駄な思惑に惑わされたくないから、私は二度とあなたには会わない。

