サプライズは素直に受け取って。


"このエビチリ美味しい"と言って私のお皿にも取り分けてくれる。
私は何処にいっても妹分なんだよね。
「それで?クリスマスイブ&バースデーはどうお祝いするの?
 少しの出会いがあったなら卑屈にならずにいきなさいよ。
 四季の場合、図々しいくらいがちょうどいいんだから。
 それと……高島君がね、…四季ちゃんが良かったら会いたいって言ってるみたいなのよ。
 もちろん、無理とは言わない。」

怪訝そうな目でゆかりを見る。
(いつものゆかりの話し方とは違って歯切れが悪いと思っていたら…)
取り分けて貰ったエビチリを一つお箸で掴んでいざ口へとの時の衝撃発言でポロっと落としそうになった。。。

「えっ!?
 なっなに?それ。冗談やめてよ。
 笑えないから。
 その話がしたかったから呼び出したなんて言わないでよ。
 彼とはもう二度と会わないって決めたの!」