「お姉さん離れしようとしているのか。」偉い偉いと何故か頭を撫でられた…。
ペット的な感覚じゃないよね・・・?
それにしても、今日の彼は普通ではない。
という事は分かった。
どこから、どう答えて良いのか困る程の量の質問の嵐に狼狽える。
「誤解の件は勘違いして、すみません。
工藤さんが分かりやすく話して下さったので誤解は解けたかと……。」
(急いで帰る言い訳が思い付かん。要するにキャパオーバーしてるの!)
「勘違いもちゃんと誤解が解けてるのか実は怪しいと思っているんだけど。
まあ、この後、予定が無くて僕にする言い訳が思い浮かばないならまだ一緒にいて欲しい。」
またもや、サトラレタ……?

