美人ウェイトレスさんとの軌跡？を辿るが恐らく初対面だと結論が出たタイミングでメニューに目を戻そうかとしたら、お隣に座っておられる姉の彼氏が声を発した。

「おい！
　勝手に四季ちゃんって呼ぶなよ！
　あと、余計な話もなしな。
　注文が決まったら呼ぶから。」

え？
なに？　
こっちが知り合いなの！？
更にびっくりして今度は店員さんから姉の彼氏の方へ視線を移動させる。
二人は知り合いらしい。

まさか！？
まさかの！？
いやいや～自分の彼女の妹を流石に…ねえ？
三角関係かと一瞬、考えてしまったけど。
先ほどの興奮状態から抜け切れてないのか、要らぬ妄想をしてしまった…かも知れない。
でも…今日もゆっくり出来そうもないので、ドリンクだけ注文して帰れるタイミングを見計らって"私はお暇します。"