サプライズは素直に受け取って。


姉からほのかなアルコールの香り。
見た目からは分からないがお酒の強い彼女はもしかしたら結構飲んだのかもしれない。
話し方もいつも以上に間延びしているし、呂律も余りうまく回っていない。

「うん!
 いっぱい、のんじゃった!
 そんなことより、四季ちゃぁん~!
 日曜日あけてるよね~
 わたし、午前中出勤だから⚪⚪駅に13時にぃ~西口だったっけ?
 ちょっと待って!
 スマホ、スマホっとぉ~
 う~ん。。あ!みなみ!南口ね~
 それじゃあ、わたしは寝る~
 寝坊したら許さないわよぉぉお~?
 四季ちゃん、おやすみ~」

「え!?・・・。
 …お休みなさい。・・・。」

って、めっちゃくちゃ酔ってるじゃん!!
この状態で記憶に残っているのでしょうか?
お姉さま。。。