サプライズは素直に受け取って。

『そうですか。』って…
いやいや。
四季ちゃん、君がまたもや自分の世界に行ってしまった。との結論にたどり着き、彼女をこちらの世界に引き戻す。

「そうですか。って四季ちゃん、ちゃんと理解してる?
 真野さんからは聞いていたけど、想像以上で驚くんだけど。」

「はい。
 ちょっと、いろんな事が急に頭に入ってきたのでショート寸前ですけど。
 付いていけてる……はずです。
 あ!カフェオレも美味しかったですが、ティラミスとチーズケーキそれにロイヤルミルクティーもとっても美味しいかったです。
 特別サービスして下さって、ありがとうございました。
 では、誤解が解けたところで私はそ「何言ってるの?
 話はまだ始まったばかりでしょ?」

いや。無理。だめ。
本題…というか今日の目的をまだ果たしていないから、帰らせられないので彼女の言葉に被せる。

「四季ちゃんが急いで帰りたい理由ってなに?
 駅に戻っても真野さんは来ないって言っただろ?
 今日の事はどうにかして、もう一度四季ちゃんに会いたくて頼んだんだから。
 悪いけど、四季ちゃんと二人で話したいから連絡が来ても対応しないように頼んであるから無駄だと思う。
 それに君のお姉さんも今日は予定があるから、"四季を宜しく"と頼まれた。
 それとも何?他に会う約束でもしてる?」