超人気アイドルに溺愛されてます



「どういたしまして。」


私がお礼を言うと
彼は満足そうな笑みを浮かべて
私の顔を覗き込むようにして言った。


「う、わぁ…っ!」


余りの顔面の近さに
思わず後退りしてしまった。


「ひどいなぁ、
そんな逃げる事ないじゃん?」


「い、いや、だって、
そんな綺麗な顔が目の前に
急に現れたら驚くし動揺します!
免疫ないんですから…。」


最後の一文はボソッと
言ったつもりだったのに
彼の耳にはしっかり届いていたようで。


「ふぅ~ん?免疫ないんだ?
まぁ、そうでしかないとは
思ってたけど、
いざそういう反応されると
やっぱり嬉しいね?
優里愛に近づいた男が
俺が初めてだって目に見えてわかって。」