『で?俺に何聞きたいの?恋する彩ちゃん!』

あっそうそう。


「あのね、勇大くんの事!!」

「大輝、知ってる範囲で良いからすべて教えて!」

２人で一生懸命お願いした。


『何だ。勇大の事か。へぇ・・・。彩ちゃんが勇大にねぇ。』

「うんッ!!」

『しょうがない、彩ちゃんだけに特別教えてあげる!』


ヤッター!!!!

「特別????」

志穂が大輝くんを睨んだ。

志穂、そんな事で嫉妬しないでッ!!

大輝くんが可哀想だよォ・・・。

『別にそぅいう意味じゃないよ!』

「じゃぁどういう意味よッ!?」

志穂!!こ・わ・い!!


『あっあのさッ勇大って結構モテるんだよね。だから女子が教えてって来るんだよ。断ってるけどな。』

「なぁんだ。」

なぁんだ・・・じゃないよ!!!

モテる・・・。

女子が教えてって来る!!


ライバルいっぱいじゃんッ!!