運命の赤い糸


彩ちゃんっ!!

全力で走りま~すっ!!

《ガラガラガラガラ》

「おっはよ~っ!!」

なんとかセーフ☆

「おっおはよう彩。」

「志~穂~!!」

さっきの事を忘れたとは言わせないよ!

「だから、ごめんって言ったじゃん!!」

志穂の、志穂の。。。

『裏切り者~!!!!!』

私は大声で叫んだ。

あ゛~喉痛くなったァ。

「ちょっと彩声でかいっ!」

当たり前じゃん。

叫んだんだもん。

「彩って恥じを知らないの?みんな彩と私に注目だよ。」

あ・・・教室っていう事を忘れてた。

「はぁ・・・だから彩のいると恥ずかしいんだよ。」

すいませんねっ!

「今回の事は私が悪かったわ。ごめんあそばせ。」

「はぁ・・・全く彩は反省してないんだから!」

志穂はため息を大げさについた。

溜息つくの何回めだよっ!!

とツッコミたかったけどまたケンカになるので、

心の中でツッコミを入れた彩ちゃんでした。