運命の赤い糸

そう勇大くんの隣には勇大くんがいるのだ。

う゛~~~!!!

悔しいですっ!

何かもうすっごい変顔して「悔しいです」って叫びたいですっ!

でも変顔は好きな人の前ではしたくありません。

『彩ちゃん!俺の可愛い姫をいじめないでくれる!?』


ぷぅうぅぅぅ(◎`ε´◎ )


私の頬は風船のように膨らんだ。

「彩、その顔ヤバいよ。」

志穂は苦笑いで言ってきた。

なぁにぃ!?

やっちまったなぁぁ!!!

彩のバカァァァァ

「えっエヘ♪」

私はごまかそうとして可愛く微笑んだ。