運命の赤い糸

ココは私が・・・

「え~ん」って泣くところでしょッ!!

男は女の子の涙には弱いって聞いた事あるしね。

『・・・ップ!!』

プ?

勇大くんが・・・

勇大くんが・・・あのクールな勇大くんが!

今、私の目の前で笑っている。



『あはははっハハハッ!!』


それは信じられない光景で・・・

彼の笑顔を初めて見ました。

『はは・・・・』

それはとってもとってもスキな顔でした。

『・・・ごめん』

ごめん?

何で?

あんな素敵な笑顔初めて見たよ。

やっぱスキだな。

振られてもスキなもんはスキッ!!

なんだかね笑顔見たらあきらめられなくなっちゃったよ。

「あは☆あはははっ!!」

気が付いたら私も笑顔になった。

『彩?』

「私、勇大くんの全部がスキ!笑ってる所もクールな所もめんどくさがってる所も・・・あきらめないからね。」

『・・・バ~カ。勝手にしろ。』

あッ照れてる。

「覚悟しておいてね♪」