運命の赤い糸

私はヘルメットをかぶって家を出た。

いざ!学校へ!GO!

「フンフンフ~ン♪ルルルルラァ♪」

風が気持ちい。

この人が賢兄じゃなくて勇大くんだったら・・・。

でも楽しい♪

私ははなうたを歌った。

『おいおい。彩はのんきだなぁ。』

「私はのんきじゃなくて・・・マイペースなのォ!!!」

まったく。

コレだから嫌だわ。庶民は。

『両方同じ意味だって。』

賢兄は笑った。

「別にどぉでもいいやァ!!」

何か風になりたいっ♪

だってスゴイ気持ちいいんだもん☆

『はぁ。もォ遅刻決定☆』


決定??

「何でわかるの??」

『もォ学校に着いています。そして鐘が鳴っています。』

《キーンコーンカーンコーン♪》

あぁぁぁぁ!!!!!!!!!!