私はもう一回叫んだ。

「がんば「「「カッコいい!!!!」」」

あぁぁぁ!!!

ファンクラブうざい!!!

何回やっても私の声は消されてしまう。

これじゃぁ何もできないよォ。

「スーハースーハー」

私は大きく深呼吸した。

「どぉしたの?あきらめたの彩??」

フッフッフッフ・・・。

あきらめる??

そんな事は私の選択肢にはない!!!

本気をだすのよ!!

私はやればできる子なんだから☆

私は大きく息を吸った。

『勇大く~ん!!!!頑張ってェェェ!!』

・・・ふぅ。

のどが痛ぁぁ!!

するとファンクラブの女子がみんな私の方を見ている。

あはははは☆みんな驚いてる★

どうよッ!

これが私の力よ!!

恋するパワーが私の方が大きいのよ。