『はぁ・・・。おにぎりは俺がやる!後は自分でやれ!』

賢兄はため息をついて呆れている。

機嫌悪いなぁ・・・。

もぅ失敗は許されない!!

私は本気を出します!!

「ハァァァァァ!!!!」

――――20分後―――――

『変な声だしてたけど大丈夫か?』

まっそんな事は気にしない♪

「どうよッ!!私が本気を出せばこんなもんョ!!」

私は賢兄の目の前にお弁当箱を見せた。

『オォォォ!!彩はやればできる子だな。』

そう!!

さっきのおにぎりとは大違い!!

完璧な料理完成!!

『問題は味!!大丈夫かぁ??』

何よ!

見た目が完璧なら味も完璧なのよ!!

「大丈夫、大丈夫!!」

『何か不安だが・・・。』

もぉ賢兄は心配症なんだから☆

「あっもうこんな時間!!」

私は急いでしたくをした。

「いってきま~す!!」

『頑張れよぉぉ!!』