唄side
まさか、アイツがまだあの人を思っていたなんて。
いつまで未練タラタラなんだか、、、、、
今は春斗が入院している病院に向かっている。
凪咲先輩の手紙を持って。
凪咲先輩はいわゆる高嶺の花的存在の人だ。
あんなに綺麗な人が隣にいるのになんてアイツは手放しちまったんだか。
ま、それがアイツのいいとこなのかもしれねぇけど、
春斗の病室は個室なので結構デカ目の声を出しても、迷惑にはならない。
「おーい。」
「あっ唄、よう。」
春斗はいつも通り俺を出迎えてくれた。
春斗は優しい。
中学の頃、荒れてた俺は周りから一線置かれて孤独だった。そんな中春人だけは、
「その傷、すごいね?痛くないの?」
って話しかけてくれた。それから春斗は話しが合い、今では俺のかけがいのない大切な親友だ。
「春斗今日渡したいものがあるんだ。」
「何?」
「これを、、」
凪咲先輩の手紙を春斗の前に差し出す。
「これって?、、」
「凪咲先輩からの手紙。」
「、、、、っ!?」
春斗は驚いて顔を上げる。
「どういうこと?」
「凪咲先輩が今日俺のとこに会いに来た。春斗に会わせてくれって。だから言われた通り無理だって言ったよ、でもそれでも会いたいって言われたんだ。」
春斗は、思い浮かべるような表情で聞いていた。
「でも、お前会いたくないって言ってたから、だったら手紙なら見てくれるんじゃないかって提案したんだ。勝手にゴメンな。」
「そう、、なんだ。」
まさか、アイツがまだあの人を思っていたなんて。
いつまで未練タラタラなんだか、、、、、
今は春斗が入院している病院に向かっている。
凪咲先輩の手紙を持って。
凪咲先輩はいわゆる高嶺の花的存在の人だ。
あんなに綺麗な人が隣にいるのになんてアイツは手放しちまったんだか。
ま、それがアイツのいいとこなのかもしれねぇけど、
春斗の病室は個室なので結構デカ目の声を出しても、迷惑にはならない。
「おーい。」
「あっ唄、よう。」
春斗はいつも通り俺を出迎えてくれた。
春斗は優しい。
中学の頃、荒れてた俺は周りから一線置かれて孤独だった。そんな中春人だけは、
「その傷、すごいね?痛くないの?」
って話しかけてくれた。それから春斗は話しが合い、今では俺のかけがいのない大切な親友だ。
「春斗今日渡したいものがあるんだ。」
「何?」
「これを、、」
凪咲先輩の手紙を春斗の前に差し出す。
「これって?、、」
「凪咲先輩からの手紙。」
「、、、、っ!?」
春斗は驚いて顔を上げる。
「どういうこと?」
「凪咲先輩が今日俺のとこに会いに来た。春斗に会わせてくれって。だから言われた通り無理だって言ったよ、でもそれでも会いたいって言われたんだ。」
春斗は、思い浮かべるような表情で聞いていた。
「でも、お前会いたくないって言ってたから、だったら手紙なら見てくれるんじゃないかって提案したんだ。勝手にゴメンな。」
「そう、、なんだ。」

