春斗side
俺は、先がない。
あと半年もしたらこの世から散る。
だから今日俺はやらないといけないことがある。
凪咲は本当に優しい人だった。
俺の事を本当に大切にしてくれていたことが、安易に想像できた。
だからこそ、凪咲をこれ以上俺のものになって欲しくない。
俺のせいで凪咲が傷ついてしまうなら、俺は今すぐにでも凪咲から距離をとる。
拒絶されても、凪咲がどこかで笑ってくれれば、それでいい。
それが俺の願いで俺の希望だから。
ごめんね。凪咲
「高いね。ちょっと怖くなってきた。」
「そうですね。」
今俺たちは観覧車に乗ってる。
ここで伝えないといけないから、、、、
「うわ〜見て!てっぺんだよ!私、初めて乗ったから感動!ねぇ春斗すごくない?」
「凪咲、話があります。」
「、、、何?」
凪咲は静かに向かい側に座って俺の目をしっかりと捉えていた。
「、、、、、、、、もう俺に会いにこないでください。」
「え?」
凪咲は唖然としていた。
「俺、前に好きな人がいるって言ったじゃないですか?その人と付き合えることになったんです。」
「、、、、、っ!、、」
「それでその人に凪咲のこと話したら、もう合わないでって言われたんです。」
「じゃあなんで今日私を遊園地に誘ったの?」
凪咲は泣いていた。綺麗な涙を流して、
あぁ凪咲泣かないでよ。俺のために泣かないでよ、、、今すぐにでも君の涙をぬぐってあげたいのに、、、
「それは凪咲と会うのが今日で最後になるから、今までのお礼も兼ねてです。」
「今までってまだあって1ヶ月もたってないじゃない!」
「そうですね。」
多分これだけじゃ凪咲は納得してくれないだろう。だから、、、、、
「それに俺、凪咲のこと嫌いなんで。」
「、、、、、っ!!」
凪咲は驚きとショックで気が狂いそうな顔をしていた。
それでいいんだよ。俺に絶望してよ。幻滅して、そして早く凪咲の中から俺という存在を消してよ、、、、、
「う、嘘だよ、、」
「ほんとです、馴れ馴れしいところとか、うるさいところとか、こっちから頼んでもないのに、ずっと話しかけに来たりとか、」
全部好きなところだ。
俺は凪咲のそうゆうところが、、大好きだ。
だから、残酷な言葉で君を突き放す。
凪咲の中で俺の記憶は楽しさや嬉しさより、
憎しみで溢れて欲しい。
「正直、もうウザイんです。」
「そ、、そんな、だって笑顔だったじゃん!私と喋ってる時心から笑ってるような顔だったじゃない!」
「あれは、ああやって笑ってないと凪咲しつこく言うでしょ?だから無理に笑ってただけです。」
俺は、先がない。
あと半年もしたらこの世から散る。
だから今日俺はやらないといけないことがある。
凪咲は本当に優しい人だった。
俺の事を本当に大切にしてくれていたことが、安易に想像できた。
だからこそ、凪咲をこれ以上俺のものになって欲しくない。
俺のせいで凪咲が傷ついてしまうなら、俺は今すぐにでも凪咲から距離をとる。
拒絶されても、凪咲がどこかで笑ってくれれば、それでいい。
それが俺の願いで俺の希望だから。
ごめんね。凪咲
「高いね。ちょっと怖くなってきた。」
「そうですね。」
今俺たちは観覧車に乗ってる。
ここで伝えないといけないから、、、、
「うわ〜見て!てっぺんだよ!私、初めて乗ったから感動!ねぇ春斗すごくない?」
「凪咲、話があります。」
「、、、何?」
凪咲は静かに向かい側に座って俺の目をしっかりと捉えていた。
「、、、、、、、、もう俺に会いにこないでください。」
「え?」
凪咲は唖然としていた。
「俺、前に好きな人がいるって言ったじゃないですか?その人と付き合えることになったんです。」
「、、、、、っ!、、」
「それでその人に凪咲のこと話したら、もう合わないでって言われたんです。」
「じゃあなんで今日私を遊園地に誘ったの?」
凪咲は泣いていた。綺麗な涙を流して、
あぁ凪咲泣かないでよ。俺のために泣かないでよ、、、今すぐにでも君の涙をぬぐってあげたいのに、、、
「それは凪咲と会うのが今日で最後になるから、今までのお礼も兼ねてです。」
「今までってまだあって1ヶ月もたってないじゃない!」
「そうですね。」
多分これだけじゃ凪咲は納得してくれないだろう。だから、、、、、
「それに俺、凪咲のこと嫌いなんで。」
「、、、、、っ!!」
凪咲は驚きとショックで気が狂いそうな顔をしていた。
それでいいんだよ。俺に絶望してよ。幻滅して、そして早く凪咲の中から俺という存在を消してよ、、、、、
「う、嘘だよ、、」
「ほんとです、馴れ馴れしいところとか、うるさいところとか、こっちから頼んでもないのに、ずっと話しかけに来たりとか、」
全部好きなところだ。
俺は凪咲のそうゆうところが、、大好きだ。
だから、残酷な言葉で君を突き放す。
凪咲の中で俺の記憶は楽しさや嬉しさより、
憎しみで溢れて欲しい。
「正直、もうウザイんです。」
「そ、、そんな、だって笑顔だったじゃん!私と喋ってる時心から笑ってるような顔だったじゃない!」
「あれは、ああやって笑ってないと凪咲しつこく言うでしょ?だから無理に笑ってただけです。」

