女子会の帰りを車で送ってくれたこともあるハルトさんは、お兄より一つ下で秋生ちゃんの大事な人。人当たりが良くて、最初は人見知りするあたしでもすんなり打ち解けられた。
傍で見てると、ベタ甘じゃないのにふたりが通じ合ってる空気が出来上がってて。結婚しないの?って訊いても、秋生ちゃんは笑ってはぐらかす。
『陽人次第かな』
どういう意味か深く立ち入ったりはしない、彼女が話してくれる気になるまで。でもハルトさんて秋生ちゃんしか見えてない。・・・ようにしか見えない、あたしには。
「ハルトさんといいお兄といい、地球産イケメンのクオリティー高くない?」
冗談めかしたら、秋生ちゃんも満更でもなさげに笑み崩した。
「宇宙一かもね」
他愛ないお喋りをして笑って、飲んで食べて。秋生ちゃんの誘いで二軒目も付き合う。
傍で見てると、ベタ甘じゃないのにふたりが通じ合ってる空気が出来上がってて。結婚しないの?って訊いても、秋生ちゃんは笑ってはぐらかす。
『陽人次第かな』
どういう意味か深く立ち入ったりはしない、彼女が話してくれる気になるまで。でもハルトさんて秋生ちゃんしか見えてない。・・・ようにしか見えない、あたしには。
「ハルトさんといいお兄といい、地球産イケメンのクオリティー高くない?」
冗談めかしたら、秋生ちゃんも満更でもなさげに笑み崩した。
「宇宙一かもね」
他愛ないお喋りをして笑って、飲んで食べて。秋生ちゃんの誘いで二軒目も付き合う。



