人権剥奪期間

☆☆☆

そして、6日目の朝が来た。


先生の遺体が発見されたことで、朝からパトカーのサイレンが鳴り響き、騒がしい。


幸いにも今日は土曜日で生徒たちは休みの日だった。


出勤してきている先生たちも、あたしたちを相手にするような暇はなく駆け回っている。


「商品が殺されても知らん顔してるくせに」


教室の外を駆け回っている足音にあたしは舌打ちをする。


すると聡介はあたしの手を握り締めてきた。


「大丈夫。あと少しで終わりだから」


やさしい声でそう言われると、なんだか急に眠気が襲ってきた。


「眠っていいよ。俺が見張ってるから」


そう言われて、あたしは素直に目を閉じたのだった。