恐怖ダウンロード

それだけならよかったのに、クラスの派手な子たちに目を付けられてしまったのだ。


今日も放課後になってから校舎裏に呼び出されて、散々蹴られたり殴られたりした後だった。


「そのアプリを使うといい。きっと役に立つから」


おばあさんはそう言うと、笑い声を残してスッと煙のように消えていったのだっ

た。


残された少女は呆然としてスマホ画面を見つめた。


『恐怖アプリ』は勝手に起動されていて、『同意する』ボタンしか表示されていないことに困惑を覚えたのだった……。



END