恐怖ダウンロード

「最後は愛子だけど、どうする?」


学校から出た時夢がそう聞いてきた。


愛子は昨日交通事故にあったから、入院中のはずだ。


「病院にいるだろうけど……」


そこまで言い、夢に視線を向ける。


夢の目は今もまだキラキラと輝いている。


愛子がどんな目に遭うかも見届けたいと顔に書いているようなものだった。


あたしはそんな夢に向けて笑顔を浮かべた。


「愛子の入院先に行ってみようか」


「どこに入院してるのかわかるの?」


「夢が行きたがるかもしれないと思って、先生に聞いておいたの」


あたしはそう返事をして、夢の前を歩きだしたのだった。