恐怖ダウンロード

あたしは美紀を見下して言った。


「どうする? 早くしないと陸が死んじゃうよ?」


夢も更にあおってくる。


美紀は真っ青になりながら床に膝をついた。


そして頭を下げる。


「お願いです……助けてください」


プライドをズタズタにされた美紀の声は小刻みに震えている。


あたしと夢はそれでまた大笑いした。


美紀のこんな情けない姿、もう二度と見られないかもしれない。


「仕方ないなぁ、美紀がそこまで言うなら助けてあげるよ」


仕方なく、と言った雰囲気をだしてあたしはゆっくりと立ち上がる。


夢も、まるで老人のようにノンビリと椅子から立った。